【2011年12月2日】ハリネズミの灰皿が一点入荷しました。
ウォルター・ボッセの名を一般に広く知らしめた代表作「真鍮製ハリネズミの灰皿」 (1950年代制作) です。今日でも斬新なデザインは大好評を博しましたが、一方で人気に乗じた膨大な数のコピー品が生産されたため、晩年のボッセは訴訟などの対策に多大な労力を費やさざるを得なかったことでも有名な作品です。
半世紀を経た今でも数多くのコピー品が世界中に出回っていますので注意が必要です。公式な真贋の判定基準は存在しないこともあり、100%の確度で本物を見極めることはできませんが、特徴の消去法により多くの偽物やコピー品を排除することは可能です。ボッセ作とされるオリジナル作品にはいくつかの特徴がありますので参考までに以下に列記します。
【材質、塗装、模様】
・ 材質は真鍮で、内側を含め全体に古色付け(黒色塗装)がされています。これ以外の場所、色の塗装部分はありません。
・ 表面には毛並みなどの模様はありません。
・ 製造国、作者、TMなどを示す刻印は一切ありません
・ 一段目(最も大きい物)、二段目、三段目には耳を表した膨らみがあります。耳の部分に強調するような特別な塗装はされていません(耳はこすれて地金が表れているものがあります)。
・ 研磨により黒色塗装が落とされ地金が表れている部分は、鼻の先、背中の針の先、足の先(新品では黒の可能性もあり)のみです。何れもはっきりと直線的に研磨されているのではなく、塗装部分との境界はぼやかされています
【形状】
・ 六段すべてに、すり鉢状にくり貫かれた目と独立して造られた四本の足があります。
・ 背中の針は左右対称ではありません(たとえば、一段目を正面から見た前四本の針と鼻と目の位置関係)。
・ 6段目(一番小さい物)の背中の針は中央部に三本と周囲部に十一本の計十四本です(上から見て規則的な格子状ではありません)。
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このハリネズミに関してブログに記事を掲載しました。よろしかったらどうぞお読みください。】