シュタイフ社のビンテージアニマル

シュタイフのぬいぐるみと言えばテディベアが有名ですが、当店ではバリエーション豊富なクマ以外の動物シリーズ、1950-70年代のものを主に取り扱っております。これらは長い年月を経てもなお、私たちにぬくもりと癒しを与え続けてくれます。新品ではありませんから、経年による風合いの変化、多少の破損や以前の持ち主の愛情度合い、そして匂いまで染み付いていることさえありますが、それがこのシリーズの魅力です。また、手作りならではのひとつひとつの顔の違いはもちろん、毛色、サイズまで微妙な違いを持っています。

【アライグマのラッシー同サイズ3匹。風合いも顔の表情も違います】
アライグマのラッシー アライグマのラッシー(裏)

シュタイフ社のぬいぐるみについて

シュタイフ社は1880年に世界で初めてぬいぐるみを作ったドイツのメーカーで、120年以上たつ現在まで世界中の人々に愛され続けています。

ドイツでは子供が生まれたお祝いにシュタイフ社のお人形を贈るのは、ステイタスのひとつとさえされています。また、そのぬいぐるみの魅力は子供だけにとどまらず、大人の心をもつかんで離しません。それは、確かな品質はもちろん、時代に左右されない、消費者に媚びることのない商品のラインナップに起因しています。

ぬいぐるみの魅力

ひとくちに「ぬいぐるみ」の魅力を語ることは、ひとそれぞれ考え方も受け止め方も違うので、一概には言えませんが、あえて言うなら「ぬくもり」を感じさせることです。病院の診察室は一般的に清潔に簡素に保たれていますが、そんな中にひとつでも「ぬいぐるみ」が置いてあることによって人の心が和みます。人と人との間で生じるさまざまなストレスや、ものや色が氾濫している今の時代をふんわりと和らげてくれる、そんな存在であるような気がしてなりません。

シュタイフの製品の豊富さ

シュタイフのコレクター用のカタログ(Steiff Assortment)をご覧になったことがある方はご存じだと思いますが、現在明らかになっている1947年~2003年までの製品数は約9,900点でカタログのページ数は700ページを超えています。実は1892年~1943年までのカタログも存在するのですが、こちらも600ページを超えるボリュームで、120年間をトータルすると世に送り出されたシュタイフのぬいぐるみはまさに莫大な数と言えるでしょう。

現在、ドイツのデパートやおもちゃ屋さんを覗くと、シュタイフのコーナーは他のおもちゃを差し置いて一番の特等席をしかもかなりの大きさを占めています。現行品のほかに限定ベア(生産個数、販売地域)、復刻版(レプリカ)など大人のコレクター向けの商品も並んでいますし、近年は特に商品の数が増えてきているのかもしれません。しかしその人気も100年以上維持しているとなるとおばけブランドです。その秘訣は、マーケティングやセールスのうまさ、経営陣の経営方針が的確だったこともあるでしょうが、何より商品へのこだわりを第一にしてきたからではないかと思います。

さて、こんなにもたくさんの数があるシュタイフのぬいぐるみをコレクターはどうやって整理しているのでしょう。

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